ダン・ケネディの「どの」アドバイスが、彼に、自由な時間とお金をもたらしたのか??
ダン・ケネディ「Enough Number」の秘密。
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−−楠瀬さん、今のビジネスの内容をご紹介していただいてもよろしいでしょうか。
はい。簡単に言うと、ダン・ケネディと全く同じことをやっているという感じなんですけど。コピーライターとインフォマーケターという、ジャンルでいうとそんなジャンルになるんですけど。
具体的に言うと、クライアントさんの会社があったら、そのビジネスをインフォ化していく。というか、マーケティングツールとかを全部そろえてコピーを書いて、要は自動化していくという作業ですね。
仕組み化していく。それで、作業をしておいて、その仕組み化したものをパッケージにして、地域独占ぐらいの感じで、全国に販売。使用権・ライセンス契約で、フランチャイズみたいなカタチですよね。わかりやすく言うと。それの会員、会費制で、何%かをもらうみたいな。
既存の会員さんで言えば、今は、歯医者さんで、その中でも訪問歯科というものがあります。歯医者さんに行けないような老人の方とか向けの歯医者さんですよね。あとは、株式投資の顧問業をされている方。
あとは、トレーダーさんですね。自分でトレードしている方とかは、それを、銘柄配信を仕組み化しているのですけど、その人とか。あとは、美容室の方とか。あとは、普通の飲食店の方もいたりとか、いろいろですね。あとは、ウエブ制作の会社さんもいますね。
そういうところに入っていって、コピーを書いてあげたり。ポジショニング、業界の中でのポジションをとっていったりとか、そういうことをしています。それをインフォ化する場合もありますね。基本的にはそれが目的です。例えば美容のノウハウなのか集客のノウハウなのか、経営のノウハウなのか、その辺をパッケージにして全国に広げていく、みたいな。
美容室なんかが特にわかりやすいのは、広告とかで集客するじゃないですか。DMだったりとか。その辺を権利にして、ほかの業者さんに、地域がかぶらなかったら、商圏がかぶっていないので、使用権として月額もらう、みたいな。
このチラシを使わせてあげるかわりに幾ら下さい、とか。結局、お客さんは一緒なので、使い回すという感じですね。そんな感じを膨らませていってます。
−−なるほど。じゃあ今回、この『レネゲイド・ミリオネア・システム』という商品に関することをお聞きしたいのですが、この商品を買う前に、どういう、解決したい問題はありましたか。
買う前の僕の状態というのが、典型的なノウハウコレクターというか。ダイレクト出版さんのかなりのヘビーユーザーというか。だから、『レネゲイド』を買って、買わなくなったみたいなぐらい、とにかく毎月買っていましたね。
ダン・ケネディの集大成と聞いたら、ファンとしては買いたいので。あははは(笑)何か、どうせまた読まないんだろうなとか見ないんだろうなとか思いながら。じゃあもうケネディの商品だから買った、みたいな感じですね。特に目的があって買ったわけではなくて。
−−買う前のノウハウコレクターという状態だったようなのですけども、ビジネスの状態とか、楠瀬さん個人の、ご自身の状態というのはどういう状態だったのですか。
状態は別に悪くはないんですけど、全然。ずっとうまくいっていたんですけど、隣の芝生は青いという状態をビジネスでやっていた感じですね。よさそうなことがあったらそれをやってみて、ちょっと成果が上がって、それが別に伸びることもなく、みたいな。
次から次に、焼き畑農業じゃないですけど、そんな乗りです。もうけ話があれば行く、みたいな。ちょっと言い方は悪いかもしれないけど。完全にそんな状態ですね。
買う前に、ノウハウをたくさん勉強していたんですが、基本的には、やっぱりコピーライティングですね。最初はジェイ・エイブラハムの『ハイパワー・マーケティング』という商品から、こういったジャンルというかを、知ったんですけど、マーケティングを動かしてみると、コピーがなかったらマーケティングに走らなかったので、コピーをやっていて、という感じですよね。
やりながら、いろいろとビジネスチャンスを見つけて、お金を稼いで。ただ、やっぱり全然専門じゃないので、本当に小遣いというか、スポットみたいな感じだったですよね。
それを、『レネゲイド・ミリオネア』をたまたま買って、オーディオのコースを聞きました。
−−聞いて、何か変化はありましたか。
基本的に、車の中で聞いていたんですけど、そんな、めっちゃ聞くぞという気もなかったんですけど、聞いていて、変化というか、ケネディが、結局ずっと同じことを言っているんですよ。48時間。
ちょっと視点が変わったりいろいろするんですけど、結局言っていることって、1個というか、ずっと同じようなことばっかり言っていたんですよね。
例えば値上げしろというやつとか。あとはDMをやれとか。でも一番いいのは、一番多く言っているのは「群衆」のことですよね。これは全然わからないと思うんですけど、僕もずっとわからなかったですね、群衆という意味が。
ただ、結局ビジネスは群衆づくりをやっているというそのワンアイデアというか、それか、レネゲイドを聞いて、何となくそうだろうなと思っていたんですけど、それが、あっ、ほんまや、みたいな。繰り返し重要なことを聞いていたわけです。
−−何か、ご自身のビジネスや行動に変化はありましたか。
まず、隣の芝生が青いのをやめました。結構、そんなの大したことないと思うんですけど、実際、ほとんどの人はこの状態ですよね。青く見えますよね。やめられないですよね。
本とかも、本自体は今もたくさん読んでいるんですけど、だけど、やることは1個に絞れたというか。多分、うまくいかないと、それが一番多いと思うんですよね。次から次に、ビジネスチャンスに目を奪われて。
でも精神的にも大分落ちついてきました。次から次に取りにいかなくてもいいと。本当にそうですね。
−−逆に言うと、その1つのビジネスはどんどん大きくなっていたりしますか。
そうですね、もう、今、僕の状態としては、お客さんはこれ以上要らないという状態になっていますね。完全に要らなくはないんですけど。
一旦、メインの、まだインフォマーケティングって国内でほとんど、まともな形では伝わっていないと思うんです。けど、とりあえずは今いるクライアントさん、コアのお客さんが5~6人、いるんですけど、一旦その人たちで十分な状態になったんです。
それこそ『レネゲイド』の中身にあったんですけど、ケネディが「やること増やすよりもやらないことを決めていけ」みたいなのがあったんですけど。それが僕にとっては一番、短期的には成果が出たアイデアですよね。例えば、青く見える芝をやらないとか。
ほかに切ったものと言えば、つき合いをめっちゃ減らしましたね。要は、目指しているところは違うというか、これは変な風にとられても嫌ですが。まあ、別にいいんですけど、やっぱり年収1000万を目指している人と、年収1億を目指している人は全然違うじゃないですか。
それを意識的に切っていったというか。話が全然合わないですよね。どっちがいいとか悪いとかはないですけど。「全てのつき合いが役に立つだろうな」というよくある考え方というか。そう思っていたんですけど、そことつき合っていると、逆に1億の思考になれないなというのもあったりとか。
いいか悪いかというより、迷わなくなった感じですね、本当に。価値観が決まってきた、みたいな。自分が何をしたくて、何をしたくないのかとか。
−−ほかに何かありますか。『レネゲイド・ミリオネア・システム』の中で役に立ったなあというようなことは。
一番は、全部が一番ですけど、年収はこれ以上要らないという年収を決めなさいというのをケネディは言っていたんですよね。僕が、ビジネスが大きく変わったのが、僕は年収5億以上は要らない……。
ケネディの収入の定義が、「他人に左右されない収入」を収入というじゃないですか。ケネディって。そういう依存するようなことはやらないと言っていますよね。それで5億しか要らないというか。決めると、やらないことがめっちゃ増えてきたんですよね。
例えばマネジメントの本を全然読まないわけじゃないですけど、そういうのが僕は苦手だったので、なので、そういうのは全部切って、従業員は雇わないという形とか。で、結果、全部のスピードが速くなったという感じですね。成果が出るスピードがガンガン上がってきたという感じです。
やらないことが増えて、特に一番やらないで増やしたのは、インターネットなんですけど。あれって何かすごそうだし何かよさそうだし、実際にすごいけど、勉強するまでにめっちゃ時間がかかるじゃないですか。ホームページをつくるとか。あとはSEOとかPPCとか。
やっぱり、インターネットマーケティングっていろんな専門があるじゃないですか。インターネットマーケティングはするんですけど、専門的な部分はもう全部外注みたいな。そうしましたね。あれは結構、商品自体がぼやっとしているんで。
これがすごい、みたいなものって、なかなかノウハウとかじゃないからわかりにくいんですけど、そういう時間の使い方だったり、自分の生き方だったり、そういうところに大きく、根幹の部分が影響しますよね。言っていることで何かが変わるわけじゃないですけど、行動自体が全部、マインドセットがまるごとパラダイムシフトというか。という感じですよね。
−−じゃあ、このプログラムはどういう人にお勧めとか、こういう人は聞いたほうがいいんじゃないかとか、逆にこんなやつは聞かないほうがいいんじゃないかみたいなのはありますか。
とりあえずは、こんなやつは聞かないほうがいいというのはわかりやすいので、年収1000万ぐらいを目指している人は、あんまり……聞かなくていいと。時間の無駄だと思いますね。日本人らしいというか、人とのつき合いを大事にしたりとか、というのを否定しているわけじゃないですけど、でも、ケネディが『レネゲイド』で言っていることをまねすると、まず社会的にはかなり変なやつになりますよね。ははは(笑)
別に人とつき合うなと言っているわけではないんですけどね。そこは語弊があるとあれなんですけど。まあお客さんを大事にしないといけないし。まあでも、確かに変なやつになりますよね。
社会的に変なやつになるので、ちょっとそういう見方をされたくない人は、やめておいたほうがいいと思いますね。
−−ほかに何かありますか。ほかにこういう人は向いていないんじゃない?みたいな。
向いていない人。とりあえず、やってみようと思わない人は向いていないですよね。ケネディがいつも言っているんですけど、『レネゲイド』なんかでも言っていたんですけど、うまく成功する人って、失敗する数がめっちゃ多い、みたいなこと。
結局やるから、みたいな。だから、絶対に成功するみたいな、石橋をたたいて渡る人はやめておいたほうがいいですよね。事例を求めるとか、前例を求める人はいますよね。うちの業界は特殊だからとか、うちの業界ではそれは前例がなくてとか、日本での例はあるんですかとか、そういう人は向いていないかもしれないですね。
ケネディはいつも言っているじゃないですか。私のビジネスは違うという……それ系の人は本当にやめておいたほうがいいですよね。
−−逆に言うと、そういう、異端児になるというか先駆者になることで、業界平均よりも圧倒的に成果が出るということですよね。
そうですね。前に寺本さんが言っていたけど、ケネディが好きな人は面倒くさい人が多いみたいな。あははは(笑)そいいう人は電話がつながらない、つながらない。ただ、やっぱり成功していない人は少ないですよね。
−−割合的に1人というか、少人数の人が多いかもしれないですね。
1人というか、たくさん人を雇うような人は少ない気がするんですけどね。僕の知り合った人だけですかね。北岡さんとか、増田さんとかもその辺ですね。小川は違いますけどね。ふふふ(笑)だから、こういう人はいいなというのは、人をそんなに雇うのが好きじゃない人は、絶対に聞いたほうがいいですよね。
ケネディも今雇っているのは1人ですからね。ケネディ自身が人を雇うのが大嫌いなので、雇わずにいかにレバレッジを効かしていくか、みたいな。多分、それをやったのが世界一じゃないですかね
。人を雇わずにレバレッジを効かせていくジャンルにおいては。僕らが不自由なわけじゃないですけど、ケネディのやり方を学んでいる人というのは、自分でコントロールしていますよね。自分の時間とか、収入もそうですし、ビジネスも、つき合うお客さんもそうですしね。
−−なるほど。じゃあ1人で、あるいはあんまり人を雇わずにレバレッジをかけたい人。
そうですね。1000万じゃなくて、もっともっと上に行きたいような人。マジで、1000万の人はやめておいたほうが本当に。あんまり使えることが、少ないというか、やっぱりマインドセットなので。逆に、ガーンと突破しちゃいますよね。あははは(笑)実際。